AWS EC2入門!

AWS EC2を使う
AWSといっても、数多くのサービスがあります。EC2はそんな数多くあるサービスの1つとなります。
EC2 (Elastic Compute Cloud:エラスティックコンピュートクラウド) とは、サーバー、OS、ソフトウェア一式を提供してくれるサービスです。
先ほどの例でいうと、バーテンダーのお兄さんとお姉さんに該当します。
EC2の仕組としては、仮想マシンの時間貸しとなるのですが、とりあえず上記のイメージができていればOKです。
(OSの選択、CPUのクロック数・コア数、メモリ容量、ストレージの容量、ネットワークインターフェース、ファイアウォールのルール等が設定できます。)
ハンズオンでEC2を動かそう!
それでは早速ハンズオンです。お決まりの “Hello World!” を表示してみましょう。
はじめに、AWSアカウントにログインし、検索欄で「EC2」と検索します。もしくは、最近アクセスしたサービスから選択します。
「インスタンスを起動」ボタンをクリックします。
名前に「My-first-web-server」と入力します。
AMI (マシンイメージ)は Amazon Linux 2023 AMI を選択します。インスタンスは t2.micro を選択します。
※ 無料枠で学習する場合、インスタンスの起動時間にご注意ください。2台以上をずっと起動していると、料金が発生してがっかりすることになるでしょう。
ここではキーペアの作成は割愛します。SSH接続する場合に、作成が必要となります。
HTTPトラフィックを有効にします。
「高度な詳細」をクリックします。
ユーザーデータに以下のスクリプトを記述します。
#!/bin/bash
sudo yum update -y && sudo yum install -y httpd
sudo systemctl start httpd && sudo systemctl enable httpd
echo "Hello World!" > /var/www/html/index.html

「インスタンスを起動」ボタンをクリックします。
ものの数秒でインスタンスが作成されます。作成後、赤枠のIDをクリックします。
赤枠のIDをクリックします。
パブリックIPが表示されるので、ブラウザに http://パブリックIP
と入力してください。

お疲れさまでした。無事、Hello World! と表示されました。
上手く表示されない人は、プロトコルが http になっているか確認してみてください。
インスタンスの停止について
インスタンス一覧から対象のインスタンスを選択し、右クリック「インスタンスを停止」を選択しましょう。
停止には若干時間がかかります。
くれぐれも「インスタンスを終了」をクリックしないように!
インスタンスを終了
破壊の呪文「バルス」。インスタンスを闇に葬るので唱えるときは注意してください。
参考記事
チュートリアル: Amazon EC2 Linux インスタンスの開始方法
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/EC2_GetStarted.html